スピードマスターとアポロ11号


人類の夢とともに月面に刻まれた、輝かしき歴史のファーストステップ

1969年7月20日、ビッグニュースに世界が沸いた。誰もが固唾を飲んで事の成り行きを見守った。アポロ11号のクルーが、人類史上初めて月面に降り立ったのだ。

誰も体験したことのない未知の世界。その準備段階で、NASAは宇宙空間でも絶対的に信頼できる腕時計を探した。もし故障でもすれば、計画の失敗だけでなくクルーの死に直結するからだ。

この選考試験は、まるで壊すことを目的にしたような厳しいテストの連続で、次々と他のモデルが脱落するなかで、すべてをクリアしたのはスピードマスターだけだった。

月面での栄光の瞬間を「これは、ひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」と表現したアポロ11号のニール・アームストロング船長。月面着陸船の操縦士エドウィン・オルドリンとともに月面に滞在した2時間31分40秒を、彼らの腕で刻んだのもスピードマスターだった。

アポロ11号

スピードマスター プロフェッショナル